Monotype Fontsがクリエイティブチームにとって経済的に合理的な理由.

現在のフォント管理方法によっては、Monotype Fontsのサブスクリプションは、大きなリターンをもたらす先行投資となる可能性があります。とはいえ、年間料金がかかるサービスにはつきものですが、フォント管理ツールにお金をかけることが本当にクリエイティブチームにとって費用対効果のある選択なのかと疑問を抱くのは、ごく当然のことです。
この記事では、Monotype Fontsのサブスクリプションを利用することで、チームのフォント運用を最適化し、時間と労力(および費用)を大幅に削減し、高額なトラブルから組織を守る方法について説明します。
まずは確認してみましょう。Monotype Fontsのサブスクリプションは、あなたのチームにとって本当に意味があるのでしょうか?
チームの経費削減につながるのでしょうか?
チームにMonotype Fontsのようなフォント管理ツール/ライブラリが必要かどうかを判断するには、現在クリエイティブチームがデザインでどのようにフォントを使用しているかを評価する必要があります。以下の質問を自問自答して、既存のフォント運用によって組織が損失を被っているか、潜在的な著作権リスクにさらされていないかを確認してください。
あなたのクリエイターは、足りないフォントを探すのにどれくらいの時間を費やしていますか?
クリエイターは、不足しているフォントを探し出し、手動でインストールするといった「厄介な」作業に、毎週平均でおよそ8時間も費やしています。
プロジェクトが進む中で、デザインファイルはデザイナーや他のクリエイティブコラボレーターの間で共有されます。その際、デザイナーが自分のマシンにインストールされていないフォントを含むファイルを受け取ることはよくあります。そうなると、誰がそのフォントを購入したかを調べ、どこに保管されているかを突き止め、どうやって入手するかを確認しなければなりません。ときには、同僚がフォントファイルを共有してくれるのを待たなければならないこともあります。このような状況では、ボトルネックが発生しやすくなります。特に、頼りたい同僚が他の仕事で手一杯だったり、休暇中だったり、退職していたり、単に返答に時間がかかったりすると、それはより顕著になります。
さらに問題なのは、デザイナー自身がフォントの欠落に気づかない場合です。一部のデザインソフトでは、欠落したフォントを自動的に代替フォントで置き換えるため、気がつかずにそのまま作業が進んでしまうこともあります。その結果、正しいフォントで作業をやり直すことになったり、最悪の場合、間違ったフォントのままデザインが公開されてしまうこともあります。
デザイナーがフォントファイルを探したり、フォント関連のミスでデザインをやり直したりする時間は、本来取り組むべき価値ある仕事に費やしていない1時間です。Indeed のデータによると、以下の都市におけるグラフィックデザイナーの平均時給は次の通りです:

ロンドン | 14.88ポンド |
---|---|
ニューヨーク | 25.51ドル |
オースティン | 22.90ドル |
ロサンゼルス | 24.19ドル |
これを踏まえると、ニューヨークのエージェンシーでは、フォント関連の煩雑な作業によって毎週最大で204ドルの損失が発生している可能性があります。あなたのデザイナーの時給はいくらですか?
もし、足りないフォントの対応に時間とコストをかけすぎていると感じるなら、フフォントの検索とインストールを自動化できるソリューションを検討する時かもしれません。
フォントの取得プロセスはどのようなものですか?
サブスクリプションがない場合、組織は通常、必要に応じてフォントをひとつずつライセンス購入します。これは購入ワークフローを伴うプロセスであり、組織の規模によっては、少なくとも数人の担当者が関与することになります。
たとえ効率の良いチームであっても、こうしたワークフローには遅延が発生する余地があります(例:クリエイティブチームが使用したいフォントの承認を購買チームが出すのを待ったり、制作デザインを承認する前に法務部門が大量のライセンス契約書を確認するのを待ったりするなど)。これは、特に複数のタイムゾーンにメンバーが分散しているグローバルチームにとって深刻になりがちです。さらに、ライセンス取得後にはライセンス文書の管理や追跡も必要です(ライセンスの問題については後述します)。
フォントの取得は、プロトタイピングの手間やコストにも影響します。プレゼンテーション、モックアップ、プロトタイプでフォントを使用する必要がある場合、そのつどフォントの購入費を前払いする必要があります。あるいは、フォントサンプルのスクリーンショットをコピーしてデザインに使用する必要があります。
もしクライアントからフォントの変更を依頼された場合、購入ワークフロー全体を最初からやり直すことになります。この手間を省くため、一部の代理店はデザインにライセンスのないフォントをコピー&ペーストで使い、品質を犠牲にすることもあります。
予期せぬ調達の遅れでクライアントの納期に間に合わなくなったり、無料でフォントを使えるかどうかで提案の可否が左右されているような状況に心当たりがある場合、1つのライセンスで無制限にプロトタイプを作成できるサブスクリプションモデルが、有効な解決策になるかもしれません。

フォントのライセンスをどのように管理していますか?
使用するすべてのフォント(そう、フリーフォントでさえも)に関連する使用条件やライセンス契約を把握し続けることは、大企業にとってさえも難しい問題です。Target とTarget といったブランドもフォント関連の訴訟に巻き込まれています。あのCherさえも、フォントの著作権侵害を問われたケースがあります。
どのフォントがどの用途でライセンスされているのか、誰が社内のフォントを何の目的で使用しているのかを把握、管理し続けることは、それ自体がフルタイムの仕事になりかねません。
特に、長年にわたって何千ものフォントを蓄積してきた場合はなおさらです。ライセンス契約を紛失するのは簡単です。特に、契約書類が会社のシステム内のさまざまな場所に分散して保存されている場合には、管理はさらに難しくなりみあす。また、ライセンス契約の内容と矛盾する使い方でフォントが使われているケースも少なくありませんライブラリに誰でもアクセスできるようになっていると、なおさら起こりやすくなります。
しっかりと管理されたフォントライセンスの仕組みは、ライセンシング違反や、それに伴う未払いの修正作業(最悪の場合は訴訟)から組織を守るための第一の防御手段です。
もし、現在のフォント管理システムで取得済みのフォントライセンスがすべて可視化されていないようであれば、ひとつのライセンス契約だけを管理すればいい仕組みへの移行を検討すべき時期かもしれません。
新しいフォントはどこで、どのように見つけていますか?
ほとんどのエージェンシーのクリエイターは、さまざまなプラットフォーム、マーケットプレイス、ファウンダリ、ライブラリからフォントを発見します。実際の作業はというと、無限にスクロールを繰り返したり、テスト入力をしたり、複数のタブを開いてフォントを並べて比較したり…。ときには、信頼できないスクリーンショットをコピー&ペーストしてデザインに貼り付けるなんてことも。
その一方で、選択肢をオープンソースライブラリのフォントだけに限定するという極端な選択肢もあります。しかしこの場合の大きなデメリットは、他者と見た目が似通ってしまうことです。すでに多くの企業が使っているフォント(たとえば Roboto)で 、印象的なデザインを生み出すのはなかなか難しいのが現実です。
もし、あなたのチームが選択肢が多すぎて決められない分析麻痺や、個性を出せるフォントが見つからないといった課題を感じているなら、複数のサイトに散らばった何百ものフォントを探し回る代わりに、高品質な書体が揃った大規模ライブラリの導入を検討してみてください。さらに、フォントを自社の管理/ファイリングシステムに簡単に追加できるソリューションであれば、作業効率もぐっと上がります。フィルタ機能やタグ、カテゴリ——で簡単にフォンを絞り込める機能が付いていれば、なお理想的です。

あなたのチームはどのようにフォントを保存・管理していますか?
アクセス制御されたリストやフォルダで整理されたフォントライブラリは、使い勝手が抜群です。クリエイターが適切なフォントを簡単に見つけて使用できるようになるだけでなく、管理者は誰が、どのフォントに、どのような目的でアクセスしているかを把握できます。これにより、不適切なフォント使用によるデザイン修正を未然に防ぎ、外部のフリーランサーや代理店とのコラボレーションをスムースになります。
一方、チームにフォント管理システムが存在しない場合、適切なフォントを見つけるのが難しいだけでなく、更新することすら不可能になります。もし、あなたのチームがこのような状況にあるなら、すべてのフォントを一元管理でき、最小限の労力でフォントライブラリを即時更新できるソリューションの導入を検討する時かもしれません。

Monotype Fonts のサブスクリプションが経済的に理にかなっている理由.
Iチームの既存のフォント管理システムが非効率的で、組織に余計なコストがかかっていたり(著作権の問題が発生するのは言うまでもありません)、作業の妨げになっていたりするなら、もっとシンプルで実用的なソリューションへの切り替えを検討すべきタイミングかもしれません。
Monotype Fonts のサブスクリプションを導入すことで、次のようなメリットが得られます。
- フォントの不足問題を解消できます。Monotype デスクトップアプリは、あらゆるデザインプロジェクトで不足しているフォントを自動検出・提供し、クリエイターの時間と労力を大幅に削減します。この機能は、Photoshop、Illustrator、Figmaなどの主要なデザインアプリケーションに対応しています。このアプリは、組織内のフォントライブラリだけでなく、Monotype Fontsの 15 万を超える書体を収録した膨大なフォントライブラリからもフォントを取得します。不足しているフォントが社内になくても、アプリが数秒で見つけて提供します。 seconds.
- これまでにないシンプルなフォント取得プロセス。Monotype Fontsのサブスクリプションを導入すれば、複雑な購入・調達プロセスなしで、数万点の高品質なフォントを一括導入可能です。ひとつひとつ手動で購入する必要はありません。
- 管理・追跡すべてライセンス契約はたったひとつ。それだけです。単一のライセンス契約で、デザインファイル上での無制限な試作と実験が可能になり、すべての商用フォント利用がカバーされます(プランに応じて)。あとは、使用量が契約プランのウェブページビューやインプレッションの制限内に収まっているかどうかだけを確認すれば大丈夫です。
- あらゆるプロジェクトに最適なフォントを、すばやく見つけることができます。既存のフォントライブラリに加えて、15 万書体のライブラリに新たなフォントが加わると、その数は膨大になります。そこで役立つのが、Monotype Fontsの強力な検索・発見ツールです。説明的なキーワード、タイポグラフィの特徴、対応言語などでフォントを絞り込むことができます。また、世界で最も有名なファウンダリによる最新リリースにもすぐにアクセスできるます。複数のサイトを行き来して延々とスクロールする必要は、もうありません。
- 整理された、すぐに使えるアクセス制御付きのフォントライブラリを持つということ。すべてのクリエイターが、必要なときに必要なフォントにアクセスできます。ボトルネックも遅延もなく、作業を止めることがありません。また、管理者はアクセス権限を設定できるため、誤ったフォントの使用するリスクも最小限に抑えられます。Monotype Fontsライブラリに含まれるフォントは、すべて常に最新の状態に保たれており、すぐに使用可能です。さらに、既存のライブラリ(および関連するすべてのライセンス)を Monotype Fontsにアップロードして、すべてのフォントを一元管理できる、唯一の信頼できる情報源を構築することもできます。
プロジェクトやブランディングキャンペーンでクリエイティブチームが新しいフォントを必要とする場面が増えるほど、Monotype Fontsのサブスクリプションの価値は高まっていきます。Monotype Fontsはユーザーのニーズに合わせて常に進化しており、ライブラリ日々拡充されています。
これらすべての恩恵を、シンプルなサブスクリプション料金でご利用いただけます。
Tチームに愛的なMonotype Fontsのプランを見つけたい方は、ぜひサブスクリプションページをご覧ください。
