成功するブランドは書体から:最新のタイプトレンドレポート公開
Monotypeが年に一回発表している「Type Trends Report」の日本語版を本日より一般公開しました。 今年のレポートでは、書体がどのように社会と結びついているのかを探るため、世界中のクリエイティブな作品を参照し10のトレンドを事例とともに紹介しています。また本資料では、日本と中国にフォーカスしたトレンド情報も追加掲載しています。
書体が語る2024年のトレンドとは
毎年恒例のMonotypeのタイプトレンドレポートは、私たちの身の回りにあるユニークなタイポグラフィが何を伝えようとしているのか、耳を傾ける機会を与えてくれます。デザイナーの作品は何を現し、何を伝えようとしているのでしょうか?そして、なぜそれらを素晴らしいと感じるのでしょうか?
Everythingallofthetime.
いつでも、全て、同時に
もし書体が今日の私たちの生活について何かを伝えるとすれば、この最初のトレンドは、生活のありとあらゆる面を、あらゆる場所で、同時に影響を受けているということです。
Whatever.
何でもあり
90年代のノスタルジーから生まれたWhateverは、虚無的なグランジからカラフルなピクセル・プレイまで、さまざまなスタイルを網羅しています。
Systm.
システム
文字をデザインする際のエンジニアリング的側面やアプローチを持っているにもかかわらず、アナログで人間らしい印象を与えます。
De-form.
規格外
De-formは、書体の基本構造を壊し新しいデザインを表現しています。
Flux.
可変性
アニメーションによって作られているのか、動きからインスパイアされているのかに関係なく、スピーディでダイナミックなデザインを表現しています。
Quirk.
風変わり
何か予想外のことを試してみる意欲、目立ちたいという意欲、異なる方法で話す意欲をデザインしています。
Counter Attack.
意外性
余白スペースを存分に生かしたデザインに注目。これまでにない楽しく自由な書体を表現しています。
Profeshinal.
プロフェッショナル
ユーモアと正直さを慎重にブレンドさせ、好奇心を掻き立てるが、同時に素晴らしい創造物へと導きます。
100% Natural.
100%ナチュラル
文字作りの喜びを祝い、持続可能なマインドセットで言葉を戦略的にデザインしようとしています。
Return of the Serif.
セリフ体の回帰
伝統には何か安心感があります。それは、ますます複雑な環境の中で地に足をつけて表現する事の大切さを教えてくれます。
日本と中国のトレンド
企業のブランディング戦略から、日本と中国のトレンドの流れが見えてきます。
Monotypeでは、企業が選ぶ書体についての課題や問題点を一緒に解決させていただくお手伝いをしています。また、トレンドレポートについてより詳しい内容を知りたいなど企業内セミナーも実施が可能です。まずはお気軽に相談ください。
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