ソニーのブランド体験を世界で統一するコーポレートフォント「SST」
あらゆる接点で一貫したブランド体験を届けるために
スマートフォンやタブレットなど、デジタルデバイスの普及によって、ユーザーが文字に触れる場面は大きく変化しています。製品の小型化に伴い、ハードウェアに表示される文字も小さくなる一方、ディスプレイ上でコンテンツを楽しむ機会が増え、文字の読みやすさやデザインがユーザー体験に与える影響はますます重要になっています。
ソニーは、製品そのものの価値や体験の質をさらに高めるため、フォントのデザインにも着目しました。広告やWebサイト、店頭プロモーション、製品、サービス、取扱説明書など、ユーザーとのあらゆる接点でソニーらしい共通の体験を提供することを目指し、独自のコーポレートフォント「SST®」の開発に取り組みました。
世界中で共通のコミュニケーションを実現する多言語対応
SST®の開発では、世界のさまざまな地域で一貫したブランド体験を提供するため、初期段階から多言語対応を重視しました。英語や日本語に加え、ギリシャ語、タイ語、アラビア語など、文字の構造や特徴が異なる言語にも対応する大規模なプロジェクトとして進められました。
Monotypeのタイプディレクター、小林章によるディレクションのもと、各言語を日常的に使用する現地デザイナーの意見を取り入れながら、言語ごとの最適化を実施。SST®のデザインコンセプトを維持しながら、それぞれの言語に適した文字の形を追求しました。
93言語に対応するコーポレートフォント
こうした開発を通じて、SST®は93言語に対応するフォントへと発展しました。言語や地域が異なっても、一貫したデザインを通じてブランドの個性を伝えられることが大きな特徴です。
本事例では、ソニーが独自のコーポレートフォントを開発した背景と、グローバルなブランドコミュニケーションを支える多言語フォントの開発プロセスをご紹介しています。
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